内科

一般内科の診療

一般内科風邪、インフルエンザ、気管支喘息、肺炎などから慢性疾患・生活習慣病まで、幅広い内科疾患の診療を行っております。
次のような症状のある方はお気軽のご相談ください。

急性疾患

慢性疾患・生活習慣病

症状と受診の目安

風邪

風邪ウィルス感染によって起こる鼻やのどの炎症のため、咳や鼻水、発熱、のどの痛みなどの症状があります。多く場合、数日で症状が改善しますが、症状が悪化する、または長引くといった場合は気管支炎や、肺炎などに進展する可能性もありますので、早めにご相談ください。

インフルエンザ

インフルエンザウィルス感染によって発症します。急な発熱、悪寒、倦怠感が主な症状で、咳、咽頭痛、頭痛、筋肉痛を伴うこともあります。潜伏期間が1~5日あり、38度以上の高熱が急に出るのが特徴です。気管支炎や肺炎を併発したりまれに脳炎を起こすこともあります。
抗インフルエンザ薬は、発症から48時間以内の服用で、症状改善までの時間が1日前後早まります。内服で症状をやわらげ、充分の休養をとり、栄養、水分を補給しましょう。

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高血圧

高血圧

病院での血圧が140/90mmHg以上、家庭での血圧が135/85mmHg以上を高血圧であり、高血圧は長期間放置しますと心臓や脳、腎臓に障害をきたし、最終的には心筋梗塞や脳卒中を起こすことがあります。
そのリスクを避けるためには、血圧のコントロールが大切です。高血圧は、遺伝的な要素もありますが、過剰な塩分摂取や習慣的な喫煙・飲酒、過度なストレスなど、さまざまな原因が重なって発症するとされています。

血圧とは、心臓から全身に送り出された血液が血管の壁を押すときの圧力のことです。心臓が収縮し血管に強い圧がかかっているときの血圧を収縮期血圧(上の血圧)、心臓が広がっているときの血圧を拡張期血圧(下の血圧)と呼びます。病院での血圧が140/90mmHg以上、もしくは家庭での血圧が135/85mmHg以上であれば、を高血圧と診断されます。であり、血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、動脈硬化を進行させてしまいます。
高血圧は、自覚症状はほとんど現れませんが、長い時間をかけて動脈硬化を進展させます。高血圧を放っておくと、長期間放置しますと心臓や脳、腎臓に障害をきたし、突然最終的には心筋梗塞や脳卒中を起こすことがありますし、徐々に腎機能が低下してしまいます。
また、心筋梗塞や脳出血などのリスクを避けるため、そのリスクを避けるためには、血圧のコントロールが大切です。高血圧は、遺伝的な要素もありますが、過剰な塩分摂取や習慣的な喫煙・飲酒、運動不足、過度なストレスなど、さまざまな要因原因が重なって発症するとされています。

一般的に、血圧を評価する方法には、①病院やクリニックで測る診察室血圧、②自宅で測る家庭血圧があります。心血管病(心筋梗塞や脳卒中)の発症を予測する方法として、診察室血圧より家庭血圧の方が優れていることがわかっており、高血圧の診断には診察室血圧より家庭血圧を優先します。ですので、家庭血圧を測定することで、診断や治療の効果をより高めることができます。
家庭血圧は、朝(起床後1時間以内、排尿後、食前)と夜(就寝前)の1日2回測定します。朝・晩ともに2回測って、その平均値で評価をします。そして5~7日間の平均値で評価することが大切です。また、血圧計は上腕で測定するものを選びましょう。
高血圧の治療では、減塩、食事、体重コントロール、運動、節酒、禁煙などの生活習慣を修正することが基本になります。生活習慣を改善しても血圧が下がらない場合は、薬による治療を行います。血圧を下げる薬(降圧薬)には多くの種類があり、患者さんの血圧のレベルや、その他の病気の有無などによって使用する薬を決めていきます。
高血圧の薬は、一度飲み始めると一生飲まなければならないのではないかと不安になる方もいらっしゃると思います。もちろん、長く飲み続けて頂く必要のある方もおられますが、一方で、生活習慣の改善やストレスの減少で血圧が下がり、お薬を減量・中止することができたり、寒い冬には血圧が上がるけれど、夏には正常化する方もいらっしゃいます。大切なことは、家庭血圧の測定と、定期的な通院をして頂き、医師と情報を共有して相談しながら、治療方針を決定していくことです。

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脂質異常症

脂質異常症 血液の脂質には、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)、TG(中性脂肪)、non-HDLコレステロール(non-HDL-C)があり、いずれかの脂質値が基準に合致する場合、脂質異常症の診断になります。
発症の原因となるのは、過剰なカロリー摂取や習慣的な喫煙・飲酒、運動不足とされています。遺伝的な要因もあり、とくに女性の閉経後には発症リスクが高まるので注意が必要です。コレステロールが高値のまま放置すると、血管の壁にこびりついて動脈硬化を引き起こし、命にかかわる病気につながることがあります。動脈硬化とは、コレステロールが血管にプラーク(塊)となって沈着し、血管に炎症が起こって硬くなっている状態のことで、いずれコブのように膨らんで、血管がつまる原因となります。心臓の血管がつまれば『心筋梗塞』、脳の血管がつまれば『脳梗塞』となります。 LDL-C 140mg/dL以上の人は、80mg/dL未満の人に比べ、心筋梗塞3.8倍、非致死性冠動脈疾患4.1倍、致死性冠動脈疾患1.2倍と有意に高いという報告があります。
コレステロールを下げるには生活習慣の改善、肥満がある場合は体重の3%減量を行いましょう。
食事療法として、カロリーの取りすぎに注意し、コレステロールの高い魚卵などを避け、野菜、豆類などを多く摂るようにしましょう。卵はコレステロールが多く含まれていますが、1日1個の摂取は問題ありません。
運動療法として、運動は有酸素運動(ウオーキング、速歩、ジョギング、水泳、などの心臓に過度の負担のかからないもの)を中心に、1週間に150分以上(少なくとも30分以上を週3日)行うようにしましょう。
食事療法や運動療法を続け、3か月間経過をみても数値が下がらないときはお薬の内服を考えましょう。しかし薬を飲んでいるからと言って、もう何を食べてもよいということにはならないので、食事療法と運動療法はしっかりと続けましょう。
患者さんの状態によって脂質管理目標値が異なります。一般的には、LDLコレステロールが120mg/dL (正常値上限は139)位が良いとされていますが、心筋梗塞、脳梗塞等に罹ったことのある人は、70mg/dL以下にするのが良いとされています。
また、LDLコレステロールが20-30%低下すると冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)が30%低下することも示されています。

糖尿病

糖尿病食事で摂取した炭水化物(ご飯やお菓子、果実など)が、腸で分解・吸収されブドウ糖になり血液中に入ります。血液中のブドウ糖は、膵臓で分泌されるインスリンによって細胞内に取り込まれ、エネルギー源となります。加齢や肥満、運動不足などが原因で、インスリンの分泌低下と感受性の低下、この2つが生じることにより血糖値が高くなる疾患です。

病初期には自覚症状はほとんどありませんが、病気の進行につれ全身の血管や神経へのダメージが蓄積され、、網膜症、神経障害、腎症などの合併症を引き起こし、また、末梢動脈疾患や心筋梗塞、脳梗塞などの心血管疾患のリスクとなります。

また、細胞が十分に糖分を得られなくなるために、傷が治りにくくなったり、感染症にかかりやすくなったり、治りにくくなったりすることもあります。
どんな人でも、少なくとも年1回は空腹時血糖、HbA1cを測定しましょう。
糖尿病、耐糖能異常は早期発見、早期治療が極めて重要です。

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地域の「かかりつけ医」

地域の「かかりつけ医」気になる症状があるけれど、どの科を受診すれば良いのか分からないといった場合でも、当院は、気軽に相談できる「地域のかかりつけ医」として健康サポートをしています。
急な発熱、腹痛などから生活習慣病のコントロールだけではなく、はっきりとした症状ではないけれど身体に関する気になることがありましたら、お気軽に何でもご相談ください。

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